人事異動

こんにちは、井関です。

今まで私は、火水金と神谷町医院に勤務しております。
他の日はというと、川崎の方の医院に勤めておりました。
こちらではウケデンタルオフィスに勤務するずっと前からお世話になっており、 18年半もの長い間勤めていました。

しかし、2月に川崎の院長が急逝されまして、そちらの医院が閉院せざるをえない状態になりました。

驚いたことに、管理者という院長が亡くなると、歯科医院というのは10日後には閉院しないと いけない決まりになっているそうで、たった10日間で来院してる患者さん全てに連絡をしたり、 キリの良いところまで治療を終えなければいけなかったりで、非常にバタバタして大変でした。

当然のことながら、治療途中の患者さんもいましてどうしたものかと思ってたところ、 宇毛先生より、大井町でやったらどうか?と打診をいただきました。

話は変わりますが、3月いっぱいで7年勤めていました表参道の分院長の石黒先生が退職することになり、 神谷町と大井町で勤務をしていた露木先生が、表参道の分院長に就任しました。

すると大井町医院でのドクターが不足することになるので、4月より入社した信濃先生と私が露木先生の 代わりに勤務させていただくことになり、言い方が悪いですが、うまいことピースがハマった感じに 人事異動が出来ました。


これにより川崎の医院と大井町医院が電車で30分くらいと割と近い距離なので、 川崎の希望する患者さんを連れていって引き続き治療をさせていただく事が可能になりました。

神谷町医院は自費診療のみでやっておりますが、大井町では保険診療もやっておりますので、 川崎の医院では保険診療の患者さんもおりましたので、今までと同様に診させていただけるので、 安心しました。
また、自分の患者さんが神谷町で保険診療を希望した場合に、今までなら、石黒先生、中野先生、露木先生に分院で治療をお願いしてたわけですが、今後は曜日は限定されますが大井町医院で私自身が保険診療をする事が出来ますので、保険診療を希望する事がありましたら是非ご相談ください。

当面は土曜日出勤で、月曜日も日にはよるのですが出勤させていただきます。
今後は大井町医院でも宜しくお願いいたします。

新入社員 信濃先生

こんにちは、井関です。

今回はウケデンタルオフィスの人事移動についてご報告させていただきます。

3月を持ちまして、長らく働いていた表参道の分院長の石黒先生が退職されました。
それに伴い、神谷町、大井町医院で勤務しておりました露木先生が4月より表参道の分院長に就任いたしました。

また神谷町医院に新たな仲間として、信濃先生が4月より入社いたしました。


信濃先生はまだ若いですが、やる気に満ちており、
北海道大学の歯学部卒業という国立出身の秀才でありながら、
学生時代にはアイスホッケー部に入っていたという体育会系で、
まさに文武両道で誠実な男です。

また出身が院長と同じ北海道で、しかも院長と同じ左利きということもあり、院長が期待しまくっています。

期待に潰されぬよう、私達先輩がフォローしていきたいと思っていますし、 毎日少しずつで良いので成長していってもらいたいです。

今のままの情熱でウケデンタルオフィスにいれば、きっと数年のうちにかなりのレベルになり、
30代半ばにはゴッドハンドと言われる位に成長できるのではないかと私も期待しています。

池袋医院オープン

あけましておめでとうございます、井関です

今月から、ウケデンタルオフィスの分院が池袋にオープンしました
1月中は自費治療のみですが、2月より保険治療もスタートします
池袋近辺にお住まいの方、埼玉在住の方にはより近くになると思いますので、是非来院してください

池袋医院には神谷町医院に勤めてました木村先生が分院長として就任しました

皆最初は技術知識が足りなく、院長に教わりながら上手くなっていくのですが、 木村先生は私が見た勤務医の中で、勤務したての時からレベルが高かったです。
その年齢でそのレベルに達しいているなんて驚いたものです
そこから約2年の勤務の中で更に技術知識を積み重ねていきましたので、 間違いなく素晴らしい治療を池袋の地で発揮してくれると私は信じています。



池袋のホテルメトロポリタンの入り口です
地下1Fに池袋医院はあります


入り口です たくさんの花が届いてます


待合室で木村分院長をパチリと一枚


診療室は広々して開放感もありピカピカです
説明用ディスプレーも大きい!


木村先生がメインで使用する個室です
最新設備が凄い


新しい衛生士さん

こんにちは、井関です。

今回は新たにウケデンタルオフィス神谷町医院で一緒に働くことになった衛生士さんを紹介します。


羽田野さんです。

羽田野さんは常にノートを取って、分からないことをすぐに解決しようと、 先輩衛生士やドクターによく相談しています。
見てて偉いな、真面目だなと感じます。
またそのノートの字がキレイなこと、キレイなこと。ビックリします。

いつも元気ですし、動きも機敏で早く仕事ができる様になる為に、 頑張っている感じがとても好感が持てます。
以前に歯科医院でアシスタントとして働いていたので、飲み込みも早いですね。

職歴で面白かったのが、空港での空港保安検査員をやってたということです。
あの荷物をレントゲンで見る仕事です。
私も含め皆んなが、「へーーー!」と驚きました。
何かまずい物発見したことある?って聞きたくなりますよね?
すると麻薬とかは無いけど、色々ありましたって教えてくれました。
色々についてはここでは書けませんが(笑)

まだ先輩衛生士と同じ様には出来なくとも、毎日少しずつ出来る様になっていけば良いので 焦らずにじっくりやっていってもらいたいです。

新しい先生

こんにちは、井関です。

今回は新しい仲間が入りましたので紹介します。

         中村明奈先生です。


中村先生は、院長や私の知り合いの先生の元で以前に働いており、院長の主催する勉強会のメンバーでも あったので、5、6年前から既知の間柄でした。
またウケデンタルにも時折見学に来ていたりしていたので、スタッフとも顔馴染みでした。
なので、すぐに溶け込み、まるで以前から一緒に働いているかのようです。

中村先生と書きましたが、初日から皆、明奈とかあきな先生と呼んでいるので、 もしかしたら、中村という苗字を忘れてるかもしれません(笑)


明奈先生は物腰柔らかいし、写真だけではあまり分からないかもしれませんし、 すごく細身で一見弱々しい感じですが、 実は外科処置が得意であの顔で、あの物腰で歯茎切っちゃうんだ!とビックリします。
非常に勉強熱心で患者様からも感じの良い先生とすぐに好かれていますので、 きっとこれからウケデンタルを引っ張っていくドクターになると思います。

皆様、宜しくお願い致します。

初ウェビナー

こんにちは、井関です。

コロナがまた最近増えてきたみたいで心配ですが、ウケデンタルオフィスでは 引き続き感染対策をしっかりと行なって診療を行なっています。
診療に関してご心配なことがございましたら、お気軽にご相談くださいませ。


コロナつながりですが、以前はだいたい月2、3回は学会や講習会、勉強会に行っているのが普通でした。
しかしコロナの影響でこれらもことごとく中止となり、歯科医師の仲間に会って 情報交換したり、知識を増やすための機会がほぼ0になってしまいました。
代わりに今年は例年よりたくさん本を買って読み漁ってます。

その中で、歯内療法専門医を取るための授業が本来では、12月に大阪である予定でした。
しかし、それももちろん中止となり、今はやりのウェビナーで開催されることになりまして、 それをパソコンで視聴しました。

大阪まで、行かなくて済んだことは非常にありがたいのですが、授業は6時間もあり 早送りや巻き戻しが出来ず、もし途中で回線が切れたりしたら全て最初から視聴しないと いけない設定になっていました。
普段デスクワークをしている方は、毎日のことだから6時間という時間はそうでも ないのかもしれませんが、私には6時間パソコンの前で座っているのは辛かったです。

休みの日に午前中から夕方まで1日かけて、なんとか視聴し続けました。
視聴が終わってしばらくすると研修会終了書なるものが、プリントアウトできるように なっていました。

それが、こちらです。

この紙を7枚集めると専門医になるための試験を受ける資格が得られるのです。
しかもこの紙をもらうには、一年に一回しかない授業を朝から晩まで受けないと いけないのです。
つまり最低7年かけないと専門医になる試験が受けられないのです。
そして今回で私は7枚全て集まったのです。

なんか、ドラゴンボールみたいですよね(笑)

でもドラゴンボールならここで願いを叶えてくれるわけですが、私はこれから試験を 受けて合格しないと専門医にはなれないのです。
非常に長い道のりでしたが、もう少しなので頑張ります。

ちなみに認定医や指導医って言葉もあります。
この違いについては、来月にお話しします。


日本人ではわずか0,9%のMM根管に遭遇!

こんにちは、井関です。

先日、知り合いの先生から根管治療の依頼を受けました症例をお話しさせていただきます。

その患者様は特に症状はなかったのですが、根管の一箇所に穴が空いていて(赤矢印)、 その周囲の骨が溶けていました。
また、根の先にもレントゲンで骨が溶けているのが確認されました。(白矢印)


ブログでも何回も載せていますが、根管内の穴がある場合マイクロスコープ無しで治療は 不可能に近いので、抜歯となってしまいます。
しかし、マイクロスコープを用い、MTAセメントで穴を封鎖してしまえば ほとんど問題なく治ってしまいます。
なので、今回の治療はそれほど大変ではないなと思っていました。

治療を始めるとすぐに穴が空いているところは見つかりましたが、 穴が空いていたせいで前医はこれ以上触る事が出来なかった為、 ここから先は、初めて触ることになります。
通常、下顎第一大臼歯の手前の根は、1つの根に対し2つの根管です。 たまに2つの根管がくっついて1根管になってしまうことも良くあります。
しかし、今回は2つの根管を発見した後に、マイクロスコープで良く見ると 2つの根管の間に何か凹みを見つけました。
するとありました、もう一つ根管が!
Middle Mesial根管、通称MM根管が見つかりました。
数年ぶりに発見です!
日本人のMM根管の出現率は0,9%と言われているので、かなりのレアものです。
こういう珍しい根管に出会えると嬉しくなっちゃうんですよね。
しかし、嬉しくはなりますが、治療の難易度はグッと上がります。
さらに1根管余分にMTAセメントを詰めなけれがいけないですからね。

CTでみるとこんな感じです。
やはりレントゲンで見るよりはっきりわかります。
これは治療途中です。
赤矢印の先は根管に穴が空いて、骨が溶けています。
白矢印の先は根の先の骨が溶けています。


違う角度でCTを見るとこんな感じで明らかに根管が3つあることがわかります。


最終的には穴が空いている所と共に根管内をMTAセメントで充填して終了です。
穴が空いている所にもMTAセメントが入っている事がわかると思います。(赤矢印)


角度を変えてレントゲンを撮ると3根管全てにMTAセメントが充填されている 事がわかると思います。
こういう穴が空いているケースはMTAセメントがないと治療が成功するとは思えないですし、 マイクロスコープがなければ、治療不可能なケースです。
やはりMTAセメントとマイクロスコープはすごい材料と機材ですね。

コロナ対策第3弾

こんにちは、井関です。

東京では徐々にコロナの新規感染者が少なくなっていますが、確定的なワクチンや薬が 出来るまでは安心はできませんね。

当院ではまた新たなアイテムを入手しました。

携帯の一回り大きい画面に顔を近づけるだけで、体温がわかるという優れものです。 37.5度を下回っていると、緑に画面が光ります。
上回ると赤く光るらしいのですが、いまだ37.5度を超える方がいらしてないので 赤く光るのを見たことはありません(笑)

この写真は武山先生にモデルになってもらいました。

現在、来院された方には、まずアルコールで手指の消毒をしていただき、 その後こちらで体温を計らせていただいております。
ご協力をお願いいたします。


全顎的に治療した症例

こんにちは、井関です。

たまになのですが、ウケデンタルオフィスでは被せ物やブリッジはやってるのですか?
と言われることがあります。

ホームページを見ると歯周病治療や根管治療が大きく載せられていますが、 決して、歯周病や根管治療だけを専門にやっているわけではないので、 被せ物やブリッジも当然行います。
(矯正治療だけは提携している矯正医にお願いをしております)

下の写真をご覧ください。

全顎的に治療した症例です、被せ物やブリッジはほとんどジルコニアで 治療しています。
このような治療も日々行なっておりますので、被せ物等でお困りの方が いらっしゃいましたら、ウケデンタルオフィスにご連絡ください。




驚きの6根管!

こんにちは、井関です。

先日、とても珍しい歯に遭遇しました。

通常、大人になって初めて生えてくる奥歯、6歳臼歯と呼ばれている上顎第一大臼歯は、 左下の写真のように根の中の管が3つか4つ、つまり3根管か4根管なのです。
しかし、この右下の写真を見てください。
なんと6つです!6根管なのです。
今まで、5根管までは見たことがありましたが、6根管は初めてでした。

調べてみると6根管は1%しか見られないらしいのですが、かなり古い文献なのと、 その文献は調べた本数が少ないので、実際はおそらく0.1%も無いのではないかと 思っています。

6根管見つけられたこともそうですが、こういう珍しい歯に遭遇出来ると、 嬉しくなっちゃうんですよね。