精密根管治療 - 歯根端切除症例

K.Oさん 45歳女性 千葉県市川市 会社員 ホームページを見て来院

主訴

左上の歯茎が痛い
3回も治療したが、歯茎の腫れが引かない、ジンジンした感じが続く。

診断

左上第一小臼歯根尖性歯周炎、およびフェネストレーション
フェネストレーション

治療

H26年9月1日初診
レントゲンでははっきりとした原因はわかりませんでしたが、CTを取ってみると原因は明白でした。
フェネストレーションと言って、根の先が骨から出てしまっているのです。
神経を抜く前は、この状態で特に問題が無いのですが、神経を抜くと通常の根管治療ではほぼ治らず、歯根端切除術を行わないとまず治りません。 今回の症例では、CTを取った時にフェネストレーションが判明していましたが、歯根端切除だけで治るとは限らないので、念のため根管内をマイクロスコープ下で 感染物質の除去とクリーニングをし(これで治ればよいのですが、やはり症状の改善は見られませんでした)、根の先をわずか3ミリ程度切除しました。
H27年1月16日セラミッククラウンを装着し、計6回で治療終了。
症状も落ち着き、現在まで問題ありません。

青丸で囲んでる付近に症状があり、ひどい時には目の付近まで腫れ上がってる感じがしたそうですが、口腔内には目立った症状はありません。
ちなみに今まで、この歯で3回も治療をしていました。しかし、症状は一向に改善していませんでした。

白丸で囲んだ部分が原因であるにも関わらず、レントゲンでは異常をきたす所見はありません。

CTで見たときも悪い黒い影は見当たりません。 黄色の矢印は骨です。
しかし、赤の矢印の部分の根の先端は骨から少し出てるような感じがします。これだけでは、確定的な診断は出来ませんが、「フェネストレーション」の疑いはかなり強いです。

これが治療前の状態です。

まずは以前に詰めてある根管充填材を全て除去し徹底的に根管内をきれいにしMTAセメントで埋めなおします。通常はこれだけでほぼ治るのですが、全く治りませんでした。
ここで、もう根管内からの治療では治らないと判断し歯根端切除術をすることにしました。

歯根端切除術後です。根の先端が短くなっているのが分かると思います。

T.Hさん 40歳男性 神奈川県小田原市 ホームページを見て来院

主訴

何年間も右上に違和感。歯茎も晴れて、膿も出ている。歯がグラグラもしている。
近医で抜歯と言われてが、絶対に抜歯はしたくない、なんとかしてほしい

診断

右上第二小臼歯、および右上第一大臼歯根尖性歯周炎

治療

H25年7月19日初診
通常通りマイクロスコープ下で根管治療を行い、感染物質の除去、クリーニングを行うも右上の歯茎の腫れは変わらず、 根尖孔外の感染が疑われたので、歯根端切除術前提のMTAセメントでの根管充填を行った。その後、歯根端切除術を行った。
次のアポイントには、今まで感じていた違和感は全て無くなり、歯茎からの膿も無くなった。
セラミッククラウンを装着してH26年3月14日治療終了。
治療終了後8カ月、明らかな骨の改善が見られる。

歯根端切除術

赤矢印の部分が骨が吸収しているところです。歯茎からは膿が出て、ずっと違和感を感じているとのことでした。

徹底的に根の中のクリーニングを繰り返しましたが、改善することはありませんでした。 ということで、歯根端切除を行うこととしました。 右のレントゲンは、歯根端切除術前に根の中の治療を終えて、MTAセメントを詰めたところです。

MTAセメントを詰めたところから歯根端切除術後を見ていただければ、根が短くなっているのが分かると思います。 歯根端切除後にはぽっかりと穴が開いてますが、その穴には人工骨など何も入れたりしません。 歯根端切除術を行った次の日には、歯茎からの膿が止まり、違和感も全くなくなりました。

MTAセメントを詰めたところから歯根端切除術後を見ていただければ、根が短くなっているのが分かると思います。 歯根端切除後にはぽっかりと穴が開いてますが、その穴には人工骨など何も入れたりしません。 歯根端切除術を行った次の日には、歯茎からの膿が止まり、違和感も全くなくなりました。

M.Iさん 49歳女性 東京都新宿区 ホームページを見て来院

主訴

右下奥歯を5年前に治療した直後から違和感。 2年前から膿が出ていて、近医を受診したところ、根にひびが入っているかもしれない。 ひびが入っていたら抜歯と言われた。昨年からは、歯茎から膿が出たり出なくなったりを繰り返している。 最近はしこりをみたいになってきた。抜きたくないがどうにかならないか?

診断

右下第一大臼歯根尖性歯周炎

治療

H27年5月29日初診
マイクロスコープ下で、感染物質の除去とクリーニングを繰り返したところ、 2回目の来院時には歯茎の腫れは無くなった。 しかし、近心根はかなりの弯曲を呈していて本来の根管が見つからず、これ以上の根管内からの治療は難しいと判断し、近心根のみ歯根端切除を選択。 無事、歯根端切除が終わり、治療後1週間は違和感を感じたみたいだが、その後は症状も落ち着き違和感のない状態になった。 セラミッククラウンを装着し、計7回でH27年9月25日治療終了。

R.Tさん 47歳女性 千葉県浦安市 主婦 ホームページを見て来院

主訴

以前治療した歯が痛い

診断

左上第二小臼歯、右下第一大臼
歯根尖性歯周炎
再根管治療をしても治る可能性は低そうであり、ファイバーポストが入れてあるので、除去するのが難しい。
またセラミッククラウンは最近入れたものなので、外すのはもったいない。

治療

H23年6月
右下第二大臼歯、歯根端切除、切除した部分にはファイバーポストがあったので、逆根管充填はしなかった。
左上第二小臼歯、歯根端切除、切除した部分には逆根管充填をMTAセメントで行った。
6カ月後、骨の再生が認められ、どちらも良好な結果が得られている。

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