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ウケデンタルオフィス・スタッフブログ

慰安旅行in北海道

こんにちは、井関です。
先日院長先生に慰安旅行で北海道に連れて行っていただきましたので、その話をさせていただきます。

2年前にも北海道に行きましたが、その時は6月なのに少し肌寒く感じました。
今回は11月ということでかなり寒く、帰った二日後には29センチの積雪がありましたが幸いにも天候には恵まれました。しかし東京とは一線を画す寒さでしたね。

今回は、SAPPOROビール工場を見学しました。
館内のツアーでは案内のお姉さんに色々と貴重な話を聞かせてもらいました。

もともとSAPPOROビールは東京に作られる予定だったらしいです。
しかし、当時冷蔵技術が発達していないこともあって、東京では気温が高すぎて札幌に移ったそうです。
その後、現在の吾妻橋にあるASAHIビール(あの金色の雲のオブジェがある所です)の場所に東京進出してきたのです。

ん????
何故、SAPPOROとASAHIが関係があるのでしょう?

これは、私は初耳だったのですが、かつてSAPPOROとASAHIとEBISUは合併して同じ会社(大日本麦酒株式会社)だったらしいです。
その後、財閥解体のあおりをうける形でSAPPOROとASAHIに分割されて、吾妻橋の場所はASAHIになったそうです。
そんな歴史があるとはビックリでした。

またSAPPOROビールといえばやはり黒ラベルだと思いますが、もともとは「びん生」という商品名でした。
黒ラベルの名の由来は、当時のビン生のビン(現在もそうですが)に黒いラベルが貼られていて、お客さんがビン生とは言わず「黒ラベル」と呼んでいたので、それを商品名として用いたそうです。お客さんから生まれた商品名とは驚きですね。

館内のツアーの最後には試飲がありまして、むしろそれが一番の楽しみでした。
そこでは、黒ラベルの缶ビールの美味しい注ぎ方を教えてくれまして、私が代表で飲ませてもらったのですが、普通に注いだ物と少し手間をかけた注ぎ方でかなりの差がありました。

私の黒ラベルのイメージはすっきりとした割と淡白な感じでしたが、少し手間のかけた注ぎ方だと甘みが増してすっきりの中にコクというか濃さを感じて同じ缶ビールから注がれたとは思えない違いでした。これまた驚きでしたね。

ビール工場の電灯はビンビールの形、オシャレ!

次に向かったのは「小樽」です。
人生初小樽、テレビでよく見るあの運河を見てみたい!
それだけで行ったのですが、想像するより短くうーんって感じでした。

何がそんなに楽しいのかわからないけど、みんな笑顔です

若いスタッフの中に一人おっさんが混じってます

私が一番感動したのが「オルゴール館」
オルゴール?そんなものにお前興味あるのか?と言われそうですが、職人が細かい仕事をしたものを見るのが好きなんです。
一番高いものは300万くらいしてて、音色もおもちゃの様なオルゴールとは一線を画す美しさで結構感動ものでした。

これは60万円くらいのオルゴール、美しい!

そして北海道といえばやはり美味しいものですよね。
今回もいっぱい食べました。
そばにラーメン、スープカレー、海産物。
そして何と言っても2年前に訪れたお寿司屋さん。
まあ今回もスタッフの女の子たちが食べる食べる。
普段少食なのに、次から次と注文をし、あっという間にたいらげる。
多分私より全然食べてました。
個人的には、白子とタコとシャコが絶品でした。
東京で食べるのとはやはり違いますね。
ご馳走様でした。

有名店「すみれ」のラーメン、旨し!

スープカレーも美味しかった!

寿司屋の大将と女将さんを囲んで

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歯の寿命は?

こんにちは、井関です。
今回は歯の豆知識の話です。

その前に夏休みにスリランカに行った話をさせていただきます。
何故、スリランカに行ったのかと帰国してからよく聞かれました。
理由としては、
1、ジェフリーバワという有名建築家の建築物を見たい
2、世界遺産を見たい
3、妻の友人たちが、スリランカはすごく良かったといってたから
なのですが、正直行くまではそこまで興味がなく妻が行きたいから行くくらいのモチベーションでした。

スリランカはかつてイギリスの植民地でセイロン島と呼ばれ紅茶が有名、それとスリランカは戦後国交を結んだ最初の国が日本くらいのイメージしかなかったです。
きっと不衛生で、道路もボコボコなんだろうな、お腹が弱い私としては非常に心配でした。
しかし、一番の都会のコロンボという都市以外は非常に綺麗でゴミもほとんど落ちておらず、道路は田舎の方でも全て舗装されていて、高速道路は日本が作ったものもあるので、サービスエリアなんか海老名のサービスエリアかと見紛うくらいきれいでした。もちろん、ボコボコしている様なことはありませんでした。
また非常に親日な国で私が日本人だとわかるとすごく皆ニコニコして接してくれました。

色々と行った場所の写真や話をしたいのですが、長くなってしまうので、今回の旅行で私が絶対に行かなければならなかった世界遺産の話をさせていただきます。

それは、「佛歯寺(ぶっしじ)」という所です。

佛歯寺(ぶっしじ)

ここには、ブッダの歯が祀られていて、ガイドさんいわくスリランカの宝物だということでした。
そして、このブッダの歯は絶対に動かしてはいけなくて、もし動かすとスリランカに大雨が降って大変なことになるそうです。

ブッダの歯はこんなキンキラキンの入れ物の中に何重もの箱があり、最後の箱の中には 蓮の葉の上に写真の様な象牙の入れ物があってこの中に入れてあるそうです。

ブッダの歯

この写真は1920年頃に撮られた写真らしく、それ以降見た人はいないそうです。

やはり歯科医師としてこれは見ておかねばならないですよね。
で、疑問に思ったのが、ブッダの歯はどの部位か?ということです。

どこだと思います?

答えは、おそらく下顎左側犬歯だそうです。

これを聞いた時、なるほど!!!と思いました。
何故、なるほど!!!と思ったでしょう?

それは、人の歯の平均的な寿命で、下顎左側犬歯がもっとも長いからなのです。

どの様な状況でブッダの歯を入手したのかわかりませんが、ブッダの遺体からであれば、もしかしたら、この歯だけがブッダには残っていたのかもしれません。

永久歯の平均寿命

基本的に奥歯より前歯の方が寿命が長く、上顎より下顎の歯の方が寿命が長いです。
それはやはり奥歯より前歯の方が歯磨きがしやすく、上顎より下顎の方が噛み合わせ的に安定するからでしょう。
時代は違えども、はるか昔も同じではないのかなと思いを馳せました。

最後に、今回の旅行で美しい写真が撮れましたのでご覧下さい。

シギリヤロック

スリランカで最も有名な世界遺産「シギリヤロック」
天空の宮殿と言われ、この岩の上に宮殿がかつてありました、頑張って登りましたよ

レインボーに輝く火の鳥の様な雲

夕日がスリランカで最も美しいと言われるゴールという都市での夕日

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初体験

こんにちは、井関です。
夏休みはいかがおすごしでしたか?

今回、私は初の体験をしてきました。
神輿を担いだのです。

今回参加させていただいた祭りは、江戸三大祭りの一つ

「深川八幡祭り(富岡八幡宮例祭)」

3年に一度は例大祭となり、神輿が53基も出て永代通りを人が埋め尽くす壮大な光景が広がる祭りです。
この祭りは、沿道の観衆から神輿や担ぎ手に水がかけられる「水掛け祭り」とも言われています。

ちなみに江戸三大祭りは、
「神輿深川、山車神田、だだっ広いは山王様」
と言われ、不思議なことに浅草の三社祭は入ってないのです。
浅草の人には、きっと深川じゃなくて三社祭が江戸三大祭りだと言われそうですが、通常三社祭は江戸三大祭りに入ってません。

基本的に祭り好きなので、神輿を見るだけでテンションがあがります。
しかし、よく言うように「見るとやるは雲泥の差」でした。

今までは、沿道で見ていただけですが、実際に神輿を担ぐとその熱気、一体感は素晴らしい経験でした。

わっしょいの掛け声とともに神輿を担ぐのはとにかく楽しい!!!

沿道を埋め尽くす観衆からかけられる水が心地よく、「さーせ、さーせ」という掛け声とともに神輿を頭上に持ち上げた時に起こる拍手が気持ちいいのです!

最大の見せ場は、永代橋に入る前にとんでもない大放水の中を通り、永代橋で神輿をさし続ける(頭上に掲げ続ける)ところで、何とも言えない高揚感、達成感に包まれました。
今年もたくさんテレビで放映されたみたいです。

最後、神輿を下ろした後に三本締めが行われた時には、感動で目頭が熱くなりました。
神輿楽しいです、是非機会があれば皆さんもやってみてください。

さてこうやって、書いているとひたすら楽しいだけに思えますが、終わった直後の疲労は半端ないです。
今回2日間にわたり神輿について歩いたり担いだりを繰り返したわけですが、その歩行距離25キロ!
肩の痛みはもちろんの事、今までに経験したことのないような足腰の痛みが一気に襲ってきました。

本当に色々な意味で「見るとやるは雲泥の差」でした。

でも、楽しさがはるかに上回ったので、来年も担ぐと思います。

この年になると、なかなか新しいものに手を出すのは腰が引けてしまうのですが、これを機に仕事でも新しい分野にチャレンジしてみようと思いました。

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結婚式での再会

こんにちは、井関です。

先日、久しぶりに結婚式に行きました。
この歳になると、もう結婚式に呼ばれることはそんなに無くなったんですが、今回は大学時代のサッカー部の後輩の結婚式に呼ばれました。

歯科業界にいれば当然のことですが、新郎新婦共に歯科医であると参列者は歯科医ばっかりです。
後輩は矯正医なのですが、そこにウケデンタルオフィスと提携している矯正医の先生も参列していました。

あれ?なんで大学も違うのに関係があるのだろうと挨拶に行くと以前一緒にとある医院で働いてたとのこと。ほー、そういう関係なんだ、やはりこの世界は狭いなと思いました。
しかし、さらにこの世界は狭いと感じた事がありました。

後輩と、提携している先生の以前働いていた歯科医院がなんと!なんと!
私が、中学、高校と矯正をしてもらった先生の所なんです。

もうビックリでした。
当然、私が矯正をして頂いた先生も参列されてました。

私が歯科大学に入った時、同級生の7割くらいが歯科医の二世、三世でした。
私の家は歯科医の家系ではありませんので、こんなにも歯医者の子供だらけなのかとビックリしました。

では、なぜ私が歯科医になろうかと思ったのか?
それはこの私の矯正の先生の影響が非常に大きかったのです。

私は、普通にサラリーマンになることは向いてないなとは子供の頃から漠然と思ってました。

そこで矯正を受けたことによって、こんなに凄い事が歯医者さんは出来るんだ、よし!自分もこんな歯医者さんになって自分と同じように困った人たちを助けたいと思い歯科大学を目指し歯科医になりました。

当然、矯正の先生は私のことなど覚えていませんが、私は先生の影響で歯科医を目指しましたと言ったら、今はどこで矯正をやってるの?と質問をされましたが、
残念ながら、矯正はご存知のようにやってなく根管治療に没頭しておりますと話しますと、 思った以上に先生に喜んでいただけました。

私の人生の分岐点であった先生に、20数年ぶり会えたのです。
なんとも言えない感動でした。

後輩よ、結婚おめでとう!そしてこんな素敵な再会をありがとう!

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特殊な根管 続

こんにちは、井関です。

今回は、前回に引き続き非常に珍しい症例を紹介させていただきます。

前回紹介した歯は上顎大臼歯ですが、下顎の大臼歯も根管治療をよく行います。
上顎の大臼歯の第一大臼歯と第二大臼歯はかなり似ている形をしています。
第三大臼歯(親知らず)は様々な形をしています。
下顎の大臼歯も、第一大臼歯、第二大臼歯、第三大臼歯(親知らず)とありますが、上顎に比べ、各歯牙で形が違います。

似ているようで似てないんですね。
よって、根の形や数、根管の数も違ってきます。

今回は下顎第一大臼歯に絞ってお話しさせていただくのですが、下顎第一大臼歯は下の図のように2根で3根管であることが多いです。

しかし、たまに3根4根管のことがあります。

下顎第一大臼歯の根管

青矢印の先の黒い部分が根管です

先日、学会にいきましてその報告によると、欧米人はほとんど2根3根管で、3根4根管はアジア人に多いらしいです。

日本人では3根4根管は約28%と4歯に1歯なわけなので、そう珍しくはありません。

しかし、先日50代の男性の下顎第一大臼歯で非常に珍しい形態に遭遇しました。

術前のCTで3根であることはわかっていましたが、赤矢印の根の形がちょっと楕円形を呈していました。

非常に珍しい形態をもつ下顎第一大臼歯

ん?なんか通常の形とは違うなと思いながら、根管治療をしていると、
やっぱりおかしい。

マイクロスコープで見ていると遠心頬側根に根管が2つ(黄色矢印)あることが判明しました。

初めて見ました。多くの歯科医師がもしかしたら一生出会う事がないくらい、珍しい形態です。

CTとマイクロスコープがなければ、きっと治療を成功に結びつけることは出来なかったと思います。
改めて、CTとマイクロスコープの凄さというか、有り難みを感じました。

珍しい根管治療症例

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特殊な根管「MB3」

こんにちは、井関です。
今回は非常に珍しい症例を報告させていただきます。

当院において上顎第一大臼歯、第二大臼歯の根管治療は非常に多く、毎日の様にこれらの歯の治療を行っています。
なぜ、これらの歯の治療が多いかと言いますと、一つの特徴があるからなのです。
上顎大臼歯は通常、近心頬側根、遠心頬側根、口蓋根という3つの根があります。
そして、一つの根に対し根管は1つであることがほとんどなのですが、
唯一、3つの根の中で近心頬側根では、一つの根に対し2つの根管があることが多いのです。

一つを近心頬側根管(MesioBuccal root canal)通称MB、もう一つを近心舌側根管(MesioLingual root canal)通称ML、もしくはMB2と言います。
どちらかというとMB2と言われることが多いので、この後もMB2と表記させていただきます。

で、MBはマイクロスコープを用いなくても簡単に見つかるのですが、MB2が問題なのです。
このMB2見つかるときは、裸眼でも簡単に見つかるのですが、見つからないときは、マイクロスコープを用いても見つけることが非常に困難なことが多いのです。
なので、マイクロスコープを使わないで治療をされている医院では見落とされてしまうことが多いのです。

そうなると、見落とされたMB2は治療されないわけです。
当然そこに感染があると治らない。
しかし、見つけることは困難。(マイクロスコープを使っても)

そこで登場するのがCTです。

ここで知っている人は知っている一つの法則があります。
これを知っているとMB2が簡単に見つかるのです。
企業秘密ですが、発表しちゃいましょう!(笑)

根の中に根管があるわけですが、根の中に一つの根管しか無い時は必ず根管は根の中心にあるのです。もし、一つの根管が根の中心にないときは、ほぼ100%もう一つ根管があるのです。

左のCTを見て下さい。

隠れた根管

治療されてる根管が赤矢印の方にあることがわかると思います。
しかし、根の中心に無いですよね?中心より右側に寄っていることがわかると思います。右のCT(断面図)でもわかると思います。
こういう時は、必ず左側の方にもう一つ根管(MB2)があるのです。
何となく黒い筋(黄色矢印)があるのが分かると思います、これがMB2です。

しかし、先日いままでに見たことの無い症例に出会いました。これです。

珍しい根管MB3の断面図

MB3発見!!!

珍しい根管MB3

つまり一つの根に3つの根管があったのです。
長いこと歯科医をやってますが、初めて見ました。
講演会や本でMB3があるということは知っていましたが、出会うことができるとは。ビックリと共にちょっと興奮しました。

おそらくCTだけでも、マイクロスコープだけでも、どちらか一方しか持ってなければ発見出来なかったと思います。
両方が揃ったことによって、発見出来た症例だと思います。

あらためて、CT、マイクロスコープの凄さを実感しました。

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根管充填材(バイオセラミックとは?)

こんにちは、井関です。
今回はかなりマニアックではあるのですが、根管充填材の話をしたいと思います。

根管治療がなされて、痛みや歯ぐきの腫れがなくなって、
もう問題が無いなとなったら、最後に「薬をつめますね」と言って何かを詰めるのですが、 一体何を詰めていると思いますか?

は?薬を詰めると言ってるんだから、薬じゃないの?
と、思われるでしょう。

通常、根管治療において詰める薬と言ってるものは、正確には薬ではありません。
ガッタパーチャと言われる熱帯の木から産生される樹脂を詰めているのです。

ガッタパーチャは1845年に海底ケーブルに使われたり、ゴルフが好きな方はご存知かもしれませんが、ゴルフボールに使われて、ゴルフボールが安価になりゴルフが広まったとも言われています。
歯科では、1847年に使われ始めたという歴史があり、1887年に製造を開始し始ました。

現在、成分はこのようになっています。
ガッタパーチャの成分

ガッタパーチャは20%くらいしか使われてないんですね。
大部分を占めるのは酸化亜鉛というものなのですが、通称ガッタパーチャと呼ばれています。

ガッタパーチャ

こんな風にピンク色をしています。
もう少しオレンジっぽい色をしているものもあります。
そして棒状というか針状の形態をしていて、これを根管の太さに合わせて何本も根管の中に詰めていくのです。

先ほども言いましたように、ガッタパーチャは1847年に歯科で使われ始めたので、今年でなんと!170年!
非常に歴史があるものなのです。
なので、たいていはガッタパーチャを詰めれば治るのですが、どうしてもガッタパーチャを詰めるだけでは治らないというケースもあります。

少し前までは、そこで抜歯となったわけですが、ここでブログでも何度も出ているMTAセメントの登場により治せないケースが治るようになりました。
MTAセメントはガッタパーチャと違い、殺菌作用、硬組織誘導能等という薬効があります。それ故に治るのです。
詳しくは、ホームページをご覧ください。
MTAセメントについての詳細はこちら

mtaの種類

現在、MTAセメントはこのようにたくさんの種類があります。
当院で使用しているのは左上の赤丸で囲っている、「Pro root MTAセメント」です。
Pro root MTAセメントは世界で最初に作られたMTAセメントで、他のMTAセメントはこのPro root MTAセメントの後発材料です。

そして最近はバイオセラミックと呼ばれる材料が出てきました。

稀ではありますが、当院へ
「そちらではバイオセラミックを使ってますか?」という問い合わせがあります。
「使ってますよ、MTAセメントという物を」というと、
「いや、MTAセメントではなくてバイオセラミックを使ってますか?」と言うのです。

で、このブログを読んだ方には覚えていただきたいのですが、
Pro root MTAセメントの後発材料で特に米国のBrasselar社が販売している製品をバイオセラミックと呼ぶことが多い為、Pro root MTAセメントとバイオセラミックは違うものと勘違いされやすいのです。
正確にはバイオセラミックの中にPro root MTAセメントも含まれます

では、バイオセラミックとは何なのでしょう?
簡単に言えば、生体に用いられる非金属無機材料です。

「人間は金属や合成高分子材料で構成されていない為、これらの材料が体内に入ると瘢痕組織を形成し、拒絶反応を起こします。 でも骨は拒絶反応を起こしません。
骨はカルシウム水和物、リン酸成分及びハイドロキシアパタイトが含まれます。
したがって、生体に入れる材料がハイドロキシアパタイトの層を体内で形成することができれば拒絶反応を起こさずに済む」
という仮説を立てて、1960年代後半から研究が始まりました。

そして現在、バイオセラミックは歯科だけではなく、医科の様々な分野で使用されています。 むしろ、医科の世界の方がはるかに進んでいます。

例えば、人工骨、人工関節、人工臓器などに使われています。
また、ガン治療用材料としても使われています。

では、Pro root MTAセメントより後発材料の方が良いのでは?と思われるでしょうが、 まだ、研究段階や、エビデンスが集まっていない物が沢山あります。

Pro root MTAセメントはたくさんのエビデンスがあり、もっとも世界中で持ちいられてるバイオセラミックなのです。

正直、新しく出てきているバイオセラミック材料を使ってみたいとは思いますが、
やはり論文や実績(エビデンスレベル)がたくさん出てこないと信頼できないので、
まだ使用するには尻込みしている状況です。

医学は日進月歩です。
何年かしたら、全く違う材料が出てきてそれを使っているかもしれません。
しかし、現在において、いまだ論文数、エビデンスレベルでPro root MTAセメントを超えるバイオセラミック材料はありません。

当院では、根管治療だけでなく、全ての治療においてエビデンスレベルで正しいと思われる最新の治療を歯科医師、衛生士も含めて当院を訪れて下さっている方々に提供できるよう日々研鑽しております。

MTAセメントについての詳細はこちら

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慰安旅行 in 石垣島

こんにちは、井関です。

先日、院長先生に本院、大井町医院総勢9名で慰安旅行に連れて行っていただきました。
今回は、歯の話は一切なく存分に楽しんだという話をさせていただきます。

行った場所は石垣島です。竹富島、小浜島にも船で行きました。2月は天気が悪いらしくなかなか晴れる日も少ないと聞いていたのですが、現地の人もびっくりするくらいの好天気で素晴らしい景色&海を大満喫!美味しい物もたくさん食べました。
改めて、院長先生に感謝です!楽しかったー!

では、ご覧下さい!


玉取崎展望台からの風景、絶景です


全員集合、石黒先生寝てます、私は目が細いだけです
院長見た目怖いです(笑)


石垣島で有名な「なかよし食堂」で八重山そば、旨し!


受付の原さんが、具志堅銅像とどうしても
一緒に撮りたいということで。
何故、確定申告のタスキが巻かれてるのかは謎


竹富島でクロちゃん(水牛)に乗って
島を案内してもらいました


美しい海、西表島をバックにキレイどころ集合


石垣の超予約困難店、やまもとで焼肉を満喫


奇跡の島と呼ばれるバラス島に上陸、素晴らしい景色
我ながら良い写真が撮れました


私、完全に一人おっさんで引率者です


年甲斐もなくはしゃいでしまいました


これから潜ります、もじもじ君3人組


2月なのに全然海は冷たくもなく、クマノミも見れました

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親知らずは抜かなければならないのか?

親知らずがあるんですけど、抜いたほうがいいんですか?
親知らずって必要ないんですよね?

こんな質問をたまに患者さんにされることがあります。

答えはケースバイケースです。


本来、人間は親知らずを含め32本の歯があります。北京原人やピテカントロプスの化石ではしっかりと親知らずがあってちゃんと上下で噛んでいたのです。
しかし、人間の進化?退化?で親知らずがもともと無かったり、はえてこない場合があります。はたまた変な方向にはえてきたりします。


親知らずがあってトラブルを引き起こすことは確かに多いです。
例えば、一番奥にはえてくるので、歯磨きが難しく虫歯や歯周病になりやすく、痛みを引き起こす原因になることも良くあります。
また、親知らずが斜めにはえてきて噛み合わせが悪くなったり、隣の歯に悪い影響を与えたりもします。
確かにそういう場合は積極的に抜歯をした方が良いかもしれません。


私自身、大学を卒業したてで口腔外科の先生に教わってた時はレントゲンで親知らずを見つけると、すぐに抜けー、抜けーと言われ毎週の様に親知らずを抜歯してました。
お陰様で、親知らずの抜歯が上手くなりました。

しかし、きちんとはえていて虫歯にも歯周病にもなってない親知らずは最近は積極的に残す様にしています。

何故なら、移植という方法があるからです。


例えば奥歯で止むを得ず抜歯しないといけない歯があったとします。
従来であれば、抜いてインプラント、ブリッジ、入れ歯という選択肢しかなかったところ、抜いた歯の所に、親知らずを抜いて移植するのです。

言い方が悪いですが、もともと噛んでなかったりして利用価値の無い親知らずであれば、ただそこに存在してただけなので、その歯を再生利用することができるのです。


この話をするとほとんどの方が、 「そんなこと出来るのですか?」
と言われるのですが、結構な成功率(80〜90%)を示します。

当然自分の歯を移植するので、他人の臓器を移植する様な拒否反応もありませんし、インプラントをするよりも費用的にも安く済みます。
ブリッジの様に隣の歯を削る必要もありません。

何よりも自分の歯で同じ様に噛めるというのは良い事だと思います。

親知らず移植症例1

親知らず移植症例2

親知らず移植症例3

移植治療を受けた患者さんに予後を聞くと全く違和感が無いとよく言われます。
インプラントやブリッジの様な人工物を入れるよりも、自分の歯というのはやっぱり良いのかもしれません。
改めて、人間の力というのは凄いと実感する次第です、素晴らしいですね。

歯の移植について詳しくはこちら

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OKマイクロエキスカを用いた再根管治療(その2)

明けましておめでとうございます、井関です。

今回は前回の続きで、根の外に飛び出てしまったガッタパーチャをOKマイクロエキスカを用いることによって、除去することが出来た症例をお見せします。

前回のように根の中から外に飛び出していても、繋がっていればまだ少しは除去しやすいのですが、(そうは言ってもなかなか難しいです)繋がっていなくて完全に飛び出てしまった状態は非常に難しいです。
レントゲンでみると簡単そうに見えますが、実際はマイクロスコープで根の中を覗き、根の外まで見ないといけないのです。根の外に向かって空いてる穴の大きさはおよそ直径1ミリです。
1ミリの穴の中でOKマイクロエキスカを動かすって想像つきますか?
そうとうエグいです。

そして、根の外はどうなっているかというと肉芽と言われるブヨブヨの血にまみれたお肉になっているのです。この肉芽を除去したり掻き分けてガッタパーチャを見つけるのです。
しかし、この肉芽はちょっと触るとすぐ出血して、マイクロスコープで見てる範囲は血の海になってしまいます。なので、出血したら止血してまたそーっと触ってガッタパーチャを探すを繰り返すのです、えらい大変です。
ようやくガッタパーチャを見つけてもこれにOKマイクロエキスカ引っ掛けるのもまた困難なのです。

OKマイクロエキスカ症例2

どうですか?見事に除去できましたね。
非常に嬉しかったです、患者様も喜んでました、良かったです。
この治療は絶対にマイクロスコープとOKマイクロエキスカがなければできない治療です。
数年前にはこんなことは出来ませんでした。
日々の積み重ねで出来るようになったと思います。
少しでも多くの歯を残せるように今年も研鑽を積んで参りたいと思います。

それでは、今年一年もウケデンタルオフィスを宜しくお願い致します。

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