審美歯科

審美歯科治療のポイント

審美性は歯科治療にとって常に必要なことで、本来はどんな治療でも審美的な要素を無視するわけにはいかないのです。

ただその一瞬だけ見た目を良くすることは簡単ですが、永く美しい歯を維持していく為には、その人に合った根拠ある審美性が求められます。
ただ闇雲に削り、貼り付けるだけではいけません。総合的に口腔内を改善させることが大切なのです。

誇大広告やその場しのぎの審美治療に踊らされるのではなく、健康な真の美しさを手に入れましょう。

なぜ審美機能歯科なのか?

もともと審美歯科という分野は単独で存在するものではありません。一部の歯科医院が多用したことで、あたかもそういう専門の歯科医院があるかの如く考えられていますが、そうではありません。
本来の歯科医療全てに審美的な視点が必要で、虫歯治療にも、歯周病治療にも、インプラントにも、入れ歯や義歯にも、全ての治療の中に含まれていると考えるのが正しい審美治療だと考えます。

白い歯だけが審美歯科ではない

審美の基準

歯列を審美的に治すにはいくつかの基準があり、大別すると

・facial level
・intra oral level

があります。両目の瞳孔と瞳孔を結んだ中点から直角に下ろした位置に両中切歯間が一致し下口唇の濡れた所と乾いたラインが歯の切縁と一致することにより、顔と調和した健康的な歯列が構成されます。
口腔内レベルでは以下のような多数の基準があります。

・それぞれの歯の長径、幅径、歯軸、歯間乳頭レベル
・コンタクトレベル
・ゴールデンレシオ
・インサイザルレベル

これらを基準に診察、そして治療計画を立案します。

実際の例

20代女性、前歯の治療を希望し来院、フェイシャルレベルでの調和はありましたが歯肉レベルでの不調和があり、歯肉の高いところには歯肉移植、低いところには歯肉切除を行い歯肉のバランスをとりました。加えて、歯の色と形態が悪いために6前歯をメタルセラミックスにしました。
ただ、白い歯を入れることが審美歯科ではありません、歯は健康で美しい歯肉があって初めて成り立ちます。

正しい歯の形成、印象

オールセラミックにしろ、メタルセラミックスにしろ、正しい歯の形成(歯の切削)と印象(型取り)ができていなければ、せっかく高い費用をかけて入れた歯も色が合ってなかったり、形がおかしかったり、外れたり、歯茎から血が出たり、とにかくいいことは一つもありません。
歯の形成と印象は歯科治療の根幹であると考えます。


審美性を決定付ける技工物の質

当院では、患者様の希望やご予算に合わせながら、出来るだけ質の高い技工物を使用しています。特に、日本で始めてドイツで歯科技工マイスターの資格(現在でも2人しかいません)を取得した大畠一成氏の技工物をお勧めしております。
歯科技工所Grossのサイト

様々な審美歯科治療の技術

メタルセラミッククラウン
いわゆる差し歯のことです。内側が金属で外側がセラミックで出来ています。歯が欠けたりして、審美性を損なっている場合に使われますが、良い結果を出すには歯科医師の腕と技工物の質が問われます。


オールセラミックスクラウン
セラミッククラウンのうち、全てセラミックで作るものをオールセラミッククラウンといい、質感、色調に優れています。
また、内側に金属が入っていないので歯肉が明るく見えるという利点を持っています。


ラミネートベニア
主に前歯で使用され、歯の表面を最大0.7mm削り、セラミック製の付け爪のようなものを貼る治療です。


ハイブリットレジン
レジンとセラミックスのフィラーを混合したものです。保険のレジンより強度、耐摩耗性に優れており、歯質の削除量も少なく、短期間で治療が完了します。


ブリーチング
薬剤によって歯の着色を解消します。ホワイトニングとも言われます。歯の隙間に入り込んでいる食べ物やタバコなどによってついた色素を薬剤の酸化作用によって取り除きます。


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