コロナウイルス対策

こんにちは、井関です。

新型コロナウイルスが流行っていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
在宅勤務、テレワークが出来ないこの職種では出勤せざるを得ません。
ですが、世間で推奨されてる時差出勤を当院も導入することになりました。
通常9時30分からの診療開始を、10時もしくは10時30分にずらさせて頂きました。
4月になりましたら、通常通りの診療開始時間に戻す予定です。
患者様にはご迷惑をおかけ致します。

感染対策に関しては、当院では以前から相当しっかりとやっております。
可能な限りディスポーザブル製品を使用し、ディスポーザブルに出来ない物は日本で最も滅菌ができるクラスBという滅菌機で滅菌をしております。
座るユニットも特別な清掃シートを用い消毒を行っております。
詳細は下記のURLから当院のホームページをご覧ください。

https://www.ukedental.com/maintenance


さて除菌、消毒、殺菌、滅菌という言葉がありますが、どういう違いがあるかご存知でしょうか?

除菌:よく除菌シートという言葉を目にしますが、決して細菌がいなくなるわけではなく細菌を減らすという意味です。

消毒:消毒すれば細菌がいなくなりそうですが、消毒は感染症を起こさない水準まで細菌を減らす、細菌の活動を弱めるという意味です。

殺菌:特定の細菌を殺すという意味です。菌を殺すと書いてあるので、細菌を死滅させそうですが、一部の細菌を殺しただけでも殺菌とはいうことができます。

滅菌:病原性の有る無しに関わらず、ありとあらゆる細菌、微生物、ウイルスを完全に殺滅するという意味です。

なので、強い順で並べると
滅菌>殺菌>消毒>除菌
というふうになります。


上記のように感染対策は以前から行っておりましたが、今月から、当院の扉にこの張り紙をさせていただき、更なる感染対策の協力を患者様にもお願いしております。

扉を開けましたら、アルコールによる手指消毒を行って頂き、治療前に消毒薬の入った洗口液でうがいをして頂くことをお願いしております。

コロナウイルスはテレビなどでも報道されているとおり、アルコール消毒が非常に有効であります。
また洗口液でのうがいを行いますと、お口の中の細菌の数を0.1%以下にすることができます。
インプラント手術時のように、非常に感染に対して注意しなければいけない時も同じように消毒薬でうがいをしていただいておりますので、インプラント手術と同等の感染対策で通常の治療を受けることができます。

また先日から、受付に加湿器を設置いたしました。
乾燥状態が良くないのはご存知だと思います。
しかしこれはただの加湿器ではないのです。
細菌に対し殺菌作用がある次亜塩素酸水を噴霧しています。

安心して治療を受けていただけるように、このように当院では可能な限りの感染対策をしております。

確かに、コロナウイルスに対し先が見えない不安はあるかと思いますが、待っても虫歯は治りません。
治療を中断したままにすれば、治療前より治すのが大変になったりもします。
コロナが落ち着くまで、多少痛いくらいなら我慢しようと思ったりせず、早くに治療をしましょう。

一回に多くの時間を取らしていただいて、出来る限り来院数を少なくする治療が当院では可能です。