審美インプラント

難しいと言われる、前歯のインプラント。それを可能にする技術力こそが、当院のインプラントの特徴です。

インプラントとは?

インプラントとは?

まず、インプラントについてご説明いたします。インプラント治療とは、図のように抜け落ちた歯の代わりにチタンを使用した人工の歯根を埋め込み、その上に人工の歯を装着する治療です。義歯やブリッジに比べて非常に安定しており、長期的に歯の保存が有効とされています。機能的、審美的にも違和感がなく、患者様の満足度も高い治療方法です。

チタン製のスクリュータイプインプラントは、1952年にスウェーデンで研究開発が始まり、約10年の基礎研究の後、1965年より臨床応用が開始され、日本では1983年より臨床応用が開始され、現在に至ります。
元々、インプラント治療は無歯顎患者(総入れ歯の人)を適応とし、食物を噛むための機能回復を中心に考えられていました。しかし90年代に入り、部分欠損(部分入れ歯、ブリッジ)にも応用されはじめ、機能だけでなく、インプラント周囲の骨移植や歯肉移植による審美性が追及されるようになりました。さらに2000年以降はさらなる審美性の向上、治療期間の短縮、移植のいらない低侵襲な手術など、さまざまなインプラント治療の方法が台頭しています。

審美的な前歯のインプラント

前歯は口を開けた際に真っ先に目に付く箇所のため、インプラントは当然のごとく審美性が重要視されます。しかし、前歯のインプラントで審美的な結果を出すことは非常に難しいのです。

審美的な前歯のインプラントが難しい理由

健康な歯の正面・断面図

こちらは健康な状態の天然歯の正面図と断面図です。何らかの理由で抜歯されると、その歯の周囲の骨は吸収(溶けてしまう)し喪失します。

抜歯後6ヶ月の正面・断面図

抜歯後、約6ヶ月で骨は元の状態より水平的に5~6mm、約50%吸収します。また、垂直的には2~4mm、約40%吸収します。

骨が吸収した状態で埋入したインプラントの正面・断面図

骨が吸収した状態でインプラントを埋入すると、インプラントは元の歯があった位置と比べて、上方かつ内側に位置されます。その場合、長い差し歯になり、審美的に悪い状態になります。

このように、前歯を何らかの理由で抜歯した後、歯の外側の薄い骨(平均0.7mm)が吸収し骨が内側にへこむため、インプラントを設置する位置が元々の位置より上方かつ内側になり、最初に存在していた歯の形態より長くなってしまいます。

審美的な前歯のインプラントを実現する技術

それでは、歯が長くならないためにはどうしたらいいでしょうか。
まず、歯を抜いてすぐにインプラントを設置するという方法があります。ただし、その時は良い状態であっても、インプラント周囲の組織(骨、歯肉)が脆弱な場合、あとで歯茎が退縮してしまい歯が長くなります。これを防止するために、当院では術前のCT撮影で精密に検査し、将来の予知性を検討します。

次に、歯の周囲の組織が脆弱な場合や、歯を抜いて時間が経過している場合には、骨再生療法や歯肉移植を行う方法があります。
審美的な状態のインプラントを実現させるには、まず骨や歯肉を元の状態まで回復させる必要があるからです。

メンブレンを使用した場合の骨の再生とインプラントの同時埋入の例

メンブレンを使用した場合の骨の再生とインプラントの同時埋入 メンブレンを使用した場合の骨の再生とインプラントの同時埋入

こちらは、メンブレンと呼ばれる人工膜を使用した場合の骨の再生とインプラントの同時埋入を図に表したものです。
まず歯肉を切開剥離し、予定している歯の直下にインプラントを埋入します。自家骨(自分自身から採取した骨)または人工骨を、露出しているインプラント部分に充填し、その上にメンブレンを設置します。約6ヶ月後にはその部分に骨が再生されます。

当院のインプラントへの取り組み

治療の質をより高める技術

インプラントは決して簡単な治療ではありません。一般に15年生存率が90%以上とされているインプラントですが、正確な位置・角度への埋入、顎骨の状態、装着する義歯の質、メンテナンスの有無などによって、インプラントの寿命は全く異なります。

CT画像によるインプラント治療シミュレーション

当院では、CTやレントゲンで患者様の骨量や骨格の正確な把握を行います。また、綿密なシミュレーション、治療後のインプラント固定度の判定など、様々な取り組みによって治療の質の向上に努めています。
さらに、リスクを抑えて安心して受けられるインプラント治療を目指し、インプラントの正確な埋入を可能にするサージカルガイドを導入しています。

サージカルガイドを用いたインプラント治療について詳しくはこちら

金属アレルギーの方にも安心のインプラントを

インプラントの構造

インプラントで通常用いられるチタンという素材には、金属の中でもアレルゲンとなる金属イオンが溶け出しにくい性質があります。そのため金属アレルギーの心配が極めて小さく、歯科領域以外にも様々な医療分野で使用されています。しかしごく稀に、チタンでも金属アレルギーの症状が出てしまう方もいらっしゃいます。

当院ではそのような方のために、上部構造はもちろんのこと、顎の骨に埋入するフィクスチャーと呼ばれる部分まですべて金属を使用しない、「ジルコニアインプラント」を導入しております。

ジルコニアインプラントについて詳しくはこちら

より早く、より美しく

現代のインプラントは、機能性だけでなく、「より早く、より美しく」を求められます。当院では、技術と正確な適応の診断が求められる早期負荷・即時負荷インプラントの症例実績も豊富です。これらの技術は、患者様の痛みの軽減に加え、治療期間・来院回数の短縮を実現します。さらに、歯肉や骨の退縮を避けられるという審美的なメリットもあります。

審美インプラントについて、詳しくは下記リンクをご覧下さい。

オランダヒルズインプラントセンター

当院で採用しているインプラントシステム

カムログインプラント カムログインプラントシステム

カムログインプラントシステム

カムログインプラントシステムは、ヨーロッパの工業国で医療先進国でもあるドイツでシェアNo.1の製品です。ポルシェ社の子会社「アルタテック社」が作っています。このインプラントの特徴は、インプラントとアバットメントの接合部分に緩みや破折が生じにくいことです 。
接合部分が緩んで隙間が生まれると、インプラント周囲炎を引き起こす可能性が高まりますが、高い技術によってその危険を未然に防いでいます。また、出荷前に1つ1つ手作業で検品を行っており、不具合が生じにくくなっています。
カムログインプラントは、当院の院長である宇毛玲がインストラクターを務めるインプラントシステムでもあります。

詳しくはこちらから(株式会社アルタデント社HP)

ストローマンインプラント ストローマンインプラントシステム

ストローマンインプラントシステム

ストローマンインプラントは表面構造が骨と結合しやすくなっています。それにより優れた初期固定を獲得できるため、治療期間の短縮が実現されました。
また、ストローマンインプラントは高い審美性を重視したインプラントです。審美性を高めるうえでは歯肉などの軟組織の治療が重要です。ストローマンインプラントは歯肉から歯が立ち上がる部分の形を一貫して治療することが出来るため、軟組織の治療を適切に行えます。それにより、高い審美性が叶えられます。

詳しくはこちらから(ストローマン・ジャパン株式会社HP)

ブローネマルクインプラント ブローネマルクインプラントシステム

ブローネマルクインプラントシステム

ブローネマルクインプラントシステムは、ブローネマルク博士が発見した骨と結合するインプラントを、世界で初めて製品展開したインプラントシステムです。45年を超える世界で最も長期の臨床実績を持つ近代インプラントのパイオニアであり、古い製品にも適応するパーツがあることが特徴です。
また、このシステムを販売しているノーベルバイオケア社の製品は、世界70ヶ国以上で使用されています。日本でもインプラントおよび関連製品では国内No.1のシェア(歯科機器・用品年鑑 2015年版より)を誇っています。各地域にて販売ネットワークを持っていることから、海外での再治療やメンテナンスが必要になった場合でも治療を受けることができます。

資料提供:ノーベルバイオケア

詳しくはこちらから(ノーベル・バイオケア・ジャパン株式会社HP)

リスク・副作用

  • 手術・麻酔・抜歯を伴う場合は疼痛、咬合時痛、冷水痛、腫脹、出血、むくみ、神経麻痺、血管損傷を生じる事があります。
  • セラミック・仮歯が欠けたり、外れる事があります。
  • 人工歯・土台が外れたり欠けたりする事があります。

まずは初診カウンセリングへ

当院はカウンセリング後に治療計画へご同意いただいてはじめて治療を開始します。
初めての方でも安心していただけるように30分から60分の長めのカウンセリング時間を設けておりますので、ご不安・ご不明な点についてまずはお気軽にご相談ください。

カウンセリング予約から治療までの流れ

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