歯科ホワイトニング
ホワイトニングは歯の表面だけでなく、歯の中にある色素を分解して白くする技術です。
最先端の機材でリスクを抑え安全に、そして低コストでお気軽に。
本来の歯以上に白くすることが可能です。
ホワイトニングの症例写真
当院で実際に治療を受けられた方の症例です。
全体的に黄ばんでいた歯がここまで白く、輝きを取り戻します。
治療内容 | ビヨンドポーラスを使用しホワイトニングを行った症例写真です。 |
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料金 | 1回 ¥33,000 × 3回 = ¥99,000 |
リスク・ 副作用 |
治療後に刺激感が出る可能性がありますが、歯には問題ないと考えられています。歯のエナメル質の厚さにより刺激の度合いは異なりますが、約24時間以内に解消します。 |
ホワイトニングとは?
歯の表面のエナメル質に付着した着色物質を過酸化水素によって取り除きます。
歯自体を削ったり溶かしているのではなく、着色物質のみを分解して除去します。これは、過酸化水素が酸化する際に酸素が発生し、着色物質と結合・分解させるためです。 ホワイトニングは、その人の歯の本来の白さ以上に歯を白くすることが可能です。
歯の着色の原因
歯の着色にはいくつかの原因が考えられますが、一番の原因は日常の飲食にあります。
赤ワイン・コーヒー・紅茶・カレー・焼きそばなど色の濃いものが着色に繋がります。 その他には、喫煙、加齢や遺伝などによる着色が考えられます。
ホワイトニングの種類
オフィスホワイトニング
オフィスホワイトニングは忙しい方や、「この日までに歯を白くしたい」という方におススメです。
1回の効果が高く短期間で負担なく歯のホワイトニングが出来ます。
高濃度の過酸化水素水を「光」で活性化し、歯のエナメル質に付着した着色物質を分解する方法です。光をあてる機材はホワイトニングの効率を上げるのに欠かせません。ただし、機材によって使用する光が異なるため、注意が必要です。
ホームホワイトニング
ホームホワイトニングは一定時間装着し、効果が出るまで時間がかかりますが、オフィスホワイトニングに比べ白さを維持します。期間がかかりますが、好きな時間に行なう事ができます。
歯の状態は人それぞれですので、組み合わせて治療を行なう場合もあります。
ホワイトニングの選び方
紫外線が完全にカットされているかどうか?
紫外線の危険性についてご存知ですか?世界保健機構(WHO)ではB紫外線のみならず、A紫外線も発がん性があることを伝えています。 ホワイトニングを受けるときには紫外線が完全にカットされた治療器具を使用しているか事前に確認しましょう。
参考資料:「紫外線でシフ細胞の寿命が短くなる」(日経ヘルスより)
真夏日の昼間、30~60分程度外出した際に浴びる紫外線量と同じ程度の紫外線を照射した細胞は照射しない細胞に比べて、細胞分裂の回数が減り細胞そのものの寿命が短くなる。
その寿命の短縮率は年齢が上がるにつれて大きくなる。
発熱が抑制されているかどうか?
高い熱は歯髄を痛めます。ホワイトニング中に歯牙に高い熱を持つ光を照射し続けることで、歯髄に対するリスクは非常に高くなります。 発熱を抑えることに重点を置いた機材を使用すれば、歯へのダメージを防げます。
参考資料:ホワイトニングに使用される光
光の種類 | 特徴 |
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ハロゲン | 効果は高いが、発熱があります。 |
メタルハライド (紫外線) |
効果は高いが、非常に高熱で皮膚にあたると火傷やメラニンのリスクがあります。 |
LED | 若干の発熱があります。光量はやや劣るため効果は薄いです。 |
キセノン (プラズマ) |
強い発熱があります。また機械自体が高価で、治療費が高くなるケースが多いです。 |
当院では、この2つの問題をクリアした最新機材「ビヨンドポーラス」を導入しています。
当院で使用しているホワイトニング・アクセラレーター
「ビヨンドポーラス」
当院ではホワイトニングのために最新機材「ビヨンドポーラス」を導入しています。
ホワイトニングには薬液を使いますが、効果をさらに高めるために「光」を利用します。光を利用した機材は様々ありますが、ものによっては光量を確保するのと同時に発生する「熱」が歯に悪影響を及ぼす事があります。また、機材によってはランニングコストが高く、それが治療費に反映されてしまいます。
ビヨンドポーラスは熱を抑えることで安全かつ効果の高いホワイトニングを実現した最新機器。さらに低コストで治療を受けることが可能です。開発したホワイトニングライトメーカーのビヨンド社は日本で一番多くの導入実績をもっており、その安全性も保障されています。
【Point1】短時間で効果の高いホワイトニングができる
ホワイトニングは過酸化水素という薬液を使って歯を白くするのですが、ビヨンドホワイトニングはそれを活性化させる「光」を利用します。
過酸化水素は「光」によって効果的に働きます。つまり光をあてることによって短時間でホワイトニングすることが出来ます。同じ薬剤を同じ時間使用したとしても光を当てないのと当てるのでは、その効果は3倍違ってくると言われています。
【Point2】低コストで安全なホワイトニングができる
ホワイトニングに使用する光は何でも良いというわけではありません。
光はそのまま照射した場合、同時に強い発熱と紫外線が発生します。この熱と紫外線が歯を痛めますので、安全な光を選ぶ必要があります。 歯に照射する光には様々な種類がありますが、光によっての効果やリスクも異なります。
ビヨンドポーラスはビヨンドテクノロジー社が開発したRight Bridgeシステムで、ハロゲン光源とLED光源を組み合わせることで、より安全で強力なパワーと、低コストの両立を実現しました。
ビヨンドポーラスに使われるハロゲンは、150,000本のファイバーによるフィルタリング機能により歯髄や歯肉に対しての悪影響を与える高熱を抑制し、紫外線(UV)を100%除去しています。従来のライトシステムと比較し、より安全でホワイトニング効果が非常に高いシステムです。
【Point3】多機能で様々な症例に対応
パワーホワイトニング(最大20歯)とスポットホワイトニング(単数歯用)で様々な症例にも正確な治療を行えます。
また、3段階のモードで光の強さを切り替え、効率的なホワイトニングを行えます。
さらに、累積使用時間表示機能があるので、医師が歯の負担を判断しやすく、より安全な治療を行えます。
そして、可動式340度のラジアルアームや電動で上下するライトヘッドにより、患者様の身体的負担を軽減し、優しく治療を行えます。
ホワイトニングの流れ
1.カウンセリング
ホワイトニングについて説明を行います。歯・口腔の状態も確認します。
2.検査
口腔内全体の検査を行います。
3.シェード検査(ホワイトニング前)
シェードガイド(歯の色見本)を使用し、現在の歯の色調を患者様と確認して、撮影記録を行います。
4.スケーリングとポリッシング
普段の歯磨きでは取れない汚れと歯石を除去します。
5.エアフロー
専用のパウダーを使い、歯の表面をきれいにします。
6.歯肉保護
歯肉の保護をする薬品を塗ります。
7.ホワイトニング剤塗布
光をあてる前にホワイトニング剤を歯に塗ります。
8.光照射
歯に光を照射します。
9.フッ素コート
フッ素コートを行います。
10.シェード検査(ホワイトニング後)
ホワイトニング後の撮影を行い、ホワイトニング前からどれほどの効果が出たか確認をします。
ホワイトニングの注意点
以下に該当する方はホワイトニングを行なうことが出来ません。
- 妊娠中
- 授乳中
- 無力タラーゼ症
- 口腔内外にトラブルがある人(医師にご相談下さい)