歯の移植
歯の移植とは?
虫歯や歯の破折等で歯が保存不可能となった場合、抜歯をして、インプラントやブリッジ、義歯によってその無くなった歯の部分を補わなければなりません。
歯の移植は、それらの治療に代わるもう一つの選択肢です。保存不可能な歯を抜歯し、口の中の他の歯を抜いてそこに移す方法です。移植する歯は通常、咬み合わせに関与していない親知らずを用います。
親知らずは、上だけ存在する場合、下だけ存在する場合、あるいは、何らかの理由で上下の一方だけ、既に抜歯をしていて、もう一方は存在している場合があります。そのようなケースでは、相手方の歯が無いので噛んでません。
要は、使っていない歯なのです。移植は、その様な使っていない親知らずを用いることによって、以前と変わらず自分の歯で噛めるようにする治療法です。
歯の移植の症例
左上の親知らずを右下奥歯に移植した症例をご紹介します。
治療内容
治療の流れ
移植治療前
右下奥歯が割れていて保存不可能でした。
移植直後
右下奥歯を抜歯して、左上の親知らずを抜歯直後に右下に移植しました。
移植歯の根の治療
移植した歯の根の治療を行い、2~3ヶ月で移植歯の周りに骨が出来てきます。
移植3か月後
移植した歯の周りにしっかりと骨が出来てきたところで、セラミッククラウンを装着。
保存不可能な歯を、ご自身の歯で補うことが出来ました。
料金
移植料 | ¥242,000 |
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リスク・副作用
全てのケースで治療出来るわけではありません。保存不可能で抜歯をする歯と、移植する歯の大きさがあまりにも違っている場合には移植は出来ません。また、歯周病で保存不可能と判断された歯の場合も、その歯の周囲に骨が残っていないことが多いので、移植は出来ません。
ウケデンタルが選ばれる3つの理由
2005年の開院から19年の実績
ウケデンタルは、創業から患者様第一の治療方針に基づき、最新の技術と設備を用いた質の高い歯科治療を提供し続け、地域の皆様の健康を守り、信頼を築いてきました。
定期的な研修で技術を向上させ、多くの患者様の笑顔を取り戻すことに努めております。
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最新の歯科治療で難症例にも対応
日本の歯科治療の水準は、海外に比べると残念ながら高いとは言えない現状があります。
ウケデンタルオフィスでは世界水準の最新技術を積極的に導入しています。もちろんそれを使いこなすための医師の技術力の研鑽にも力を注いでいます。
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「歯を残す」を第一に
ウケデンタルオフィスは「自分の歯を残したい」「抜歯を宣告された…」という方のために、現代歯科医療の先進機器・技術を用いて、可能な限り歯を抜かない治療を行っています。
日本でも導入の少ない歯科用内視鏡、歯科用CTスキャンやマイクロスコープ、レーザーなどを駆使して精緻な診断・治療を行い、誠心誠意、歯を保存する可能性を追求します。