歯科用CTスキャンによる精密検査
CTとは?
Computed Tomography(コンピュータによる断層撮影)の略称です。X線を利用し、体内の断面図を解析、コンピュータ上で再構成し表示します。
当院のCTスキャンの特長
- 医療用CT撮影の10分の1程度まで被爆量を軽減することができます。
- 今まで他の医療機関に出向かないとCT撮影が行えなかった症例でも当院内で撮影が行えるため、正確かつ迅速な治療が可能となっています。
- 歯科用CTですので、インプラントだけでなく歯周病治療や根管治療、口腔外科治療などにも幅広く活用することができます。
- 今まで見つけることのできなかった口腔内の疾患を発見することが可能です。
PLANMECA ProMax 2D/3D
当院で導入したフィンランド製のPLANMECA ProMax 2D/3Dは、最先端のテクノロジーにより、通常のデジタルパノラマ平面X線写真を撮影するのと同様に、簡単にCT撮影を行うことが可能です。
この機械単体で、パノラマ平面X線撮影、セファロ撮影(頭部領域全てを撮影可能)、トランストモグラフィ(顎顔面領域における任意の部位のリニア断面撮影)といった様々な撮影を行えます。
患者さんに優しいCTスキャン
撮影時のX線照射時間を短時間に抑えられるため、医療用CTと比べて被爆量を10分の1にまで軽減することが可能です。
(1回194度、実効X線照射時間7.2秒)
それだけでなく、本体支柱に対して装置が横向きに付けられていますので、車椅子をご利用の患者様でもそのまま撮影して頂くことが可能となっております。
(車椅子のタイプや患者様の体格によっては、高さが対応できないケースもあります)
多様な臨床を支える3Dイメージング
PLANMECA ProMax 2D/3Dは、独自の3D再構成アルゴリズムを搭載しており、高解像度かつ、正確で歪みのない3D画像を得ることが可能ですので、治療の際に正確な診断が行えます。
診断価値を高めるロメキシス3Dイメージングソフトウェア
実はCT撮影で最も重要なのは、機種そのものではなく、撮影した画像を画面表示するコンピュータソフトウェアです。
当院で導入したCTは、口腔内の状態の縦・横・正面の3方向だけでなく、斜めからのスライス断面まで、さまざまな表現で表示することができるロメキシス3Dイメージングソフトウェアを搭載しています。
画像再構成の精度も高く、実際の顎に限りなく近い立体画像を表示することができますので、より診断価値の高い3D画像を得られます。